中医薬膳師めざして勉強中のKYOです。昼間の暑さと比べて、夜の冷え込みがつらいですね〜!
Contents
自分プロデュースが苦手な私の自分ストーリー
今日はちょっと趣向を変えて、自分のことを書いてみたいと思います。
テーマは「私が薬膳にたどりつくまで」。
このテーマ、一応自己紹介ページに書いてはいるのですが、かなりよそゆき風の自己紹介なんですよね(笑)だからもっと深く踏み込んでみようと。長くなりそうだしリアルな表現も出て来るのですが、よろしくお付き合いいただけたらと思います。
このサイトを読んでくださっている方の中には、「ちょっと薬膳に興味がある」という方も「どっぷり薬膳やってます」という方もいると思います。どんな人でも最初は薬膳初心者だったはず!そして何かきっかけがあったはず!
試しに【薬膳】【きっかけ】ワードで検索してみると、「体調を崩したのがきっかけ」「衰えていく肌におののいて…」「子どもが生まれて食生活を見直したくて」などなど、本当にいろいろな理由にヒットしました。
あなたの「薬膳を始めたいor始めようと思った」きっかけって、何ですか?
私が薬膳を始めたきっかけは、10年近く前にさかのぼります。
パソコンの前に座り続けた会社員時代
大学を出て私が就職したのは、大阪の広告制作会社。コピーライターとして面接を受け、コピーライターとして採用されました。
よく「コピーライター!?すごい!」って言われるのですが、ちょっと世間のイメージとは違うかも。コピーライターといえば「1文章考えて100万円」みたいなイメージ、ないでしょうか?
でもコピーライターにもいろいろジャンルがあって、私は主にチラシやカタログ、ポスターなどに載せる、スーパーや大手ショッピングセンターのためのセールスコピーを書いていました。(ちなみに食べ物の旬や栄養はこの時に覚えました)
やりがいのある仕事なんですが、パソコンの前で文章を考え続ける仕事なので、かなり地味です。そしてかなり動きません。笑
打ち合わせや取材にも行くけれどゴールはパソコンで文章を仕上げること。だから基本はパソコンとにらめっこしています。
いいコピーが思いつかなかったり、上司の仕事を手伝っていて
「あー。終電間に合わなくなったー」となると、そのまま会社の自分の席で仮眠。
朝起きてトイレでメイクをし直して、またそのまま働く。
なんてこともしていました。(今では考えられない…)
ちなみに残業時の夕食は、太るのがイヤで、だいたいコンビニで買ったおにぎり1個とサラダのみ。食べてまた、パソコンと向かい合うのです。
もしくは夜11時ぐらいから居酒屋にかけこみ、2、3杯ビールを流し込んで終電で帰る。そんな日もありました。
残業が大嫌いだったので早く帰るようにしていたし、家では食事にも気を使っていました。
でもコンクリートに囲まれた建物で、空調ガンガンの中でパソコンに長時間向かい合う生活。常に冷えて「なんかだるいなあ」ということが多かったし、とにかく疲れていました。
出産後 戻るはずのアレが戻らない
そんな生活に転機が訪れました。結婚です。
すぐに妊娠もしたので、産休・育休を取得しました。就職して10年近くたって、初めて訪れた長期休暇は開放感いっぱい(笑)
初めての育児は会社勤めとはまた違う大変さがありました。でも毎日遅れないように会社に行かないといけないプレッシャーから解放されて、コンビニ食じゃないものを食べられる余裕があるのは、すごく嬉しかった。
育休も1年経って娘の保育園も無事に決まり、会社に復帰が近づいてきたころ、気がかりなことが一つありました。
実は娘を産んでからまだ、一度も生理が来ていなかったんです。
娘は完全母乳で育てていたので、「母乳をやめたら来るだろう」と安易に考えていたんですよね。(母乳を与えている間は生理が来ないっていいますよね)
でも授乳をやめて数ヶ月たっても、生理が来ない。
授乳していても生理が来る人もいるのに、私の場合は授乳をやめても、来ない。
めちゃくちゃ焦りました。
しばらく様子を見ていたのですが、心配になって病院の婦人科で診てもらうことにしました。出産後、2年ぐらいたっていたと思います。
診察を受け、渡されたのはホルモン剤。
無月経ということで、ホルモン剤で生理を起こす治療です。
このホルモン剤が、どうにも体に合わなかったんです。
飲めば、体がむくんでだるいような気持ち悪さが全身を襲います。
もちろん、ホルモン剤がすべての人に合わないわけではありません。
むしろ合わない私の方が少数派でした。
中年の男性医師に「ホルモン剤が合っていない気がする。飲みたくない」と訴えると、
「じゃあ、どうするんや!」と怒られたのを、今でもはっきり覚えています。
『なぜ生理が起こらないのか…その根本的なところを直したい』と心の奥底で思っていた私は、男性医師の「みんなこの薬で治すのに、飲みたくないってことは、治したくないんか!」というきつい言葉を聞いて、
「ホルモン剤は自分に合っていないから、やめよう。病院ではなくて違う治療を見つけよう」と冷静に決心し、病院へ行くのをやめました。
その時すでに、違う治療法に目星をつけていたのです。
それが鍼と漢方でした。
続き↓
https://www.natugoyomi.com/post-1155/