こんにちは!キョウです。金木犀キンモクセイの季節になりました。このブログでも金木犀のことは何回かご紹介していますが、今回はより簡単にまとめたいと思います。
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金木犀は薬膳でどんな効能?
金木犀は「桂花」としても知られ、薬膳でも花の部分が使われます。
中国では高貴で上品な香りを生かして花茶として飲んだり、甘く煮た花のジャムをデザートや料理に使ったりします。
金木犀(桂花)
薬膳的な効能
薬膳的な効能
- ✔︎体を温める温性
- 冷えた胃腸を温めて胃痛や消化不良、食欲不振に◎
- 気の流れをよくして、イライラやストレスを解消しリラックス効果をもたらします。
- 口臭予防にもよいとされます。
- ✔︎美容効果も
- 美容養顏(血行を促進して肌のツヤを改善する)でも知られます。桂花で作ったお酒「桂花陳酒」は楊貴妃も愛飲していたとか。
金木犀からドライ桂花を作る
ちょうど今は金木犀の咲く時期。花を摘み取って、お茶に浮かべれば手軽な桂花茶に。
たくさん手に入る場合、乾燥させて保存すれば好きな時に楽しめます。
ドライ桂花の作り方
- ✔︎摘む時期
- 香りが一番強いのは「つぼみ〜五分咲き」のころ。香りが漂ってきたらすぐに摘み取りましょう。終わりがけの花はほとんど香りがありません。
- ✔︎摘み取り方
- 私はボウルで受けて少しずつ花を摘み取っています。
- ✔︎作り方
- ①摘み取った花をザルに入れ、よく振っておおまかなゴミを取り除きます。(屋外でやるのがおすすめ)
- ②新聞紙などの上に広げ、枝のくずやガク、虫などをピンセットで丁寧に取り除きます。かなり面倒ですが、これをしておくと仕上がりが格段によくなります。(気にしない方はこの工程はカットしてください)
- ③ゴミを取った花をサッと洗って、キッチンペーパーなどの上に広げて水けをふきます。
- ④排水口ネットなどに入れ、さらに野菜干し用ネットに並べ、なるべく平らにして干します。
- ⑤カリカリになったら(3〜5日ぐらいが目安)保存瓶に移し、乾燥剤などを入れて保存します。
これで完成!保存状態に気をつければ、かなり日持ちします。
より詳しい記事はこちら↓
https://www.natugoyomi.com/post-5427/
ドライ桂花でお茶を楽しむ
作った桂花は、お茶や料理など使い道がたくさん。今回は手軽な薬膳茶をご紹介します。
桂花紅茶
作ったドライ桂花と紅茶をブレンドします(目安は1:5ぐらい)。
桂花の香りが主役なので、紅茶はあまり香りのないシンプルなものがおすすめです。
桂花紅茶の効能
- 紅茶も桂花も体を温める温性なので、寒い時期、体を内から温めるお茶になります。
- 甘味をつけたい場合は、黒砂糖を加えると体を温める効果がさらに高まります。
ジャスミン桂花茶
ジャスミンとドライ桂花を1:1ぐらいの割合でブレンドしてお茶にします。
市販のジャスミン茶を使う場合、温かいジャスミン茶適量に桂花を浮かべてください。
ジャスミン桂花茶の効能
- 気を巡らせリラックス効果の高いジャスミンと桂花のブレンド。
- ホッとしたい時、緊張を和らげたい時にぴったりです。
このほかにも
- ✔︎ウーロン茶や緑茶にブレンド
- ✔︎白ワインに加えて桂花陳酒風に
- ✔︎はちみつに加えて
いろいろな楽しみ方を試してみてくださいね。
桂花はネットショップなどでも簡単に手に入ります。これからの時期に活躍するので、ぜひトライしてくださいね。
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