本草薬膳学院の通信コースに入学して、約2ヶ月。中医薬膳師めざして勉強中のKYOです。
3連休と3連休の間の平日、昨日は秋晴れでしたが、また天気は下り坂になっちゃいましたね。
Contents
秋は乾燥に注意!シワに黄信号
ところで、秋晴れで「涼しいし気持ちいいわ〜」と喜んでいたら
「なんだか肌がやけに乾燥する」
という気になる事態が発生!!
特に目の下がパリパリする〜〜〜!
鏡を見るとイヤな線がちらほら…キャーーー!
娘に「ママはシワに気をつけたほうがいい!」とズバッと言われ、チーン。
「お手手とお手手を合わせて〜シワシワ〜な〜む〜」
なんてアホなことゆうてる場合やありません。
そうです、秋は乾燥の季節。
中医学的に見ると
- ●秋の乾燥は、体の水分を奪ってしまうので、肌や髪の潤いがなくなる
- ●肺と肌は関連しているので、空気の乾燥が肺にダメージを与える→肌に現れる
と、今ちょうど勉強している部分でした。
体の中から潤いがなくなっているなんて、
シワが増える前に、一刻も早く潤いをチャージしなくては!
以前は、
「潤い=水を飲むとかコラーゲンを食べればいいんじゃ?」と思っていた私ですが、薬膳はそれだけじゃないんですね〜。ふふふ。
薬膳の本で「美肌によいレシピ」を調べて、食材を買ってみることにしました。
もちろんネットで購入。国産の無農薬ものから、大容量の安いものまであるので、自分に合ったものを選べるのがナイスです。
初めて「薬膳っぽい食材」を使ってみた
さて、買ったのはこちら。
白きくらげ(銀耳)
なつめ(大棗)
くこの実(枸杞子)
どれも「ザ・薬膳」という雰囲気!
結婚して10年以上になりますが、白きくらげとなつめは、初めて買いました。
正直、買う前は「う〜ん白きくらげ…?なんかハードル高いなぁ」と思っていたんですが、どこかでこんな文章を読んだんです。
西太后がアンチエイジング女王だったとは知りませんでしたが、これを読んで白きくらげにものすごく心惹かれたのは確かです。
いろいろな薬膳の本を見ても美肌レシピには必ずと言っていいほど白きくらげが登場するし、「白きくらげって【美肌薬膳界のドン】みたいなポジジョン?美肌にはとにかく、白きくらげやな!」と。(単純すぎる)
それから、なつめ。日本ではほとんどなじみがありませんが、中国や韓国では日常的に食べるんだそう。「1日3粒のなつめを食べれば歳を取らない」という中国の古い言い伝えもあるそうで。(7粒説もアリ)日本ではあまり食べる習慣がないのはなぜでしょう?
くこの実は、目にもいいので前から気になっていた存在。ずっとパソコンやスマホを触っている生活なので、目の疲れおよび目周りは気になります。くこの実もアンチエイジングにいいんだとか。
さっそく美肌スイーツ作ってみた
購入した白きくらげ、なつめ、くこの実で「目指せ!ぷるぷる美肌スイーツ」を作ってみることにしました!
まずは白きくらげを水でもどします。
なつめとくこの実も水に浸します。
鍋に白きくらげを入れて、煮立ったらなつめを入れ、1時間ほど弱火で煮ます。
分量はかなり適当です。
算数も体重も、とにかく計るものが大の苦手でございます。
氷砂糖とくこの実を入れて、少し煮たら完成。
拍子抜けするほどカンタン!?
そしてできあがったのがこちら!
↑庭に生えていたミントも飾ってみました。
昼間はまだちょっと暑かったので、冷やしてからいただきます。
ちょっと水気が少なかったかな?もっとひたひたにすればよかったかも。
食べてみると…
かなり適当な分量だったにも関わらず、なかなかおいしい〜!
特に、なつめ!こんなにおいしいものなんですね。びっくり。
皮がちょっと固めですが、私はそこまで気になりませんでした。
胃が弱くて皮が気になる人は、お茶にして飲むといいそうですよ。
初の美肌スイーツ作りまとめ
もっと手間が大変かと思ったのですが、煮るだけでいいので意外とラク!
確かに時間はかかるんですけど、何かの片手間に作っちゃえばいいかな、と。
白きくらげも、なつめも、くこの実も、作用が緩やかなので毎日食べてこそ効果を発揮する食材。冷蔵庫で保存して、毎日食べることにしました。
お高い化粧品に頼らず、インナービューティケア!
食材メモ
- 【白きくらげ(銀耳)】
- 分類 補益類(滋陰類)
- 五性 平
- 五味 甘、淡
- 帰経 肺、腎、胃
- 働き 皮膚の乾燥など
- 【なつめ(大棗)】
- 分類 補益類(補気類)
- 五性 平
- 五味 甘
- 帰経 脾、胃
- 働き 滋養強壮、老化防止など
- 【くこの実(枸杞子)】
- 分類 補益類(滋陰類)
- 五性 平
- 五味 甘
- 帰経 肝、腎、肺
- 働き めまい、視力回復など