今日は薬膳ではなく、陶器についてです!
数ヶ月に1度やってくる陶器の記事ですが(笑)、食と器は、切ってもきれない関係!ということで、滋賀県の信楽で開催される「信楽作家市」をご紹介します♪
Contents
全国から器の人気作家が集結する「信楽作家市」!
「信楽作家市」ってどんな陶器市?
ふだん皆さんは、食卓でどんな器を使っていますか?
作家の器にお料理を盛ると、ふだんのお料理も何だかぐんとおいしそうに見えるから、一度使うとやめられなくなってしまいますよね。
「お料理をおいしそうに見せる作家の器がほしい」「ふだんから丁寧なくらしがしたい」という方におすすめなのが、今回ご紹介する陶器市「信楽作家市」です。
滋賀県の信楽といえば、信楽焼で有名な焼物の産地(たぬきの置物でおなじみですね)。
会場となるのは「滋賀県立陶芸の森 太陽の広場」です。
太陽の広場の青々とした芝生の上に、作家さんのテントがズラリと立ち並び、展示販売が行われます。
最近は作家の器を扱う雑貨店なども増えてきましたが、作家の作品が一度に見られるのは、やはり陶器市ならでは!陶器好きにはたまらないイベントです。
どんな作家が出店する?
「信楽作家市」に出店するのは、全国の陶芸作家が中心です。ふだんは各地で自分の作品づくりに勤しむ作家たちが、毎年5/2~5には信楽の地に集結します。
信楽作家市は2019年で13回目の開催。最初の年には60人ほどだった作家も毎年増え続け、今年選ばれた参加者は160人を超えるそうです!ひとつひとつのテントを見ていたら、あっという間に一日がたってしまいそうですね。(ちなみに、主催されているのも人気作家さんなんですよ!)
買いに来るのはどんな人?
一方、お客さんはどんな感じ?というと、女性を中心に、関西、東海からたくさんの方が来られます。みなさん器にこだわりがあるだけあって、おしゃれな方が多い印象。
毎年来るという方もたくさんいますし、朝1番で来場して、お目当てのブースを目指してダッシュ!という方も…!笑 そして両手いっぱいに戦利品を抱えて帰る姿も珍しくありません。
会場となる「信楽陶芸の森 太陽の広場」は、青々とした芝生が気持ちいい屋外です。ちょっとした遊び場所や休憩所もあるので、レジャー感覚で遊びにくるご家族連れも多いんですよ。
ここ数年でとても人気の高いイベントに成長したことから「信楽作家市」をメインに組み込んだ観光バスツアーもあるんです!海外からのお客さんも珍しくなく、みなさんたくさん買って行かれます。
会期中は多くの人でにぎわい、入場者数は4日間で5万人だそうです。
どんな作品が売られている?
陶芸作家さん主体のイベントということで、展示販売されているのはお皿やカップ、茶わん、茶器、酒器、花器、土鍋など食卓で役立つものがほとんど。
他にも陶器のアクセサリーやオブジェなど、本当にさまざまな作品があるので見ていて飽きません。
作家さんによって作品の個性も全く違うので、お気に入りのものが見つかりそうですね♪ 衝動買いOKのお得プライスが見つかるのも、陶器市の楽しみのひとつです。
なぜ「信楽作家市」は人気があるの?
「信楽作家市」の大きな特徴は、
どの作家もセンス・クオリティが高く
個性的な作品がたくさん見られる
ということにあります。
信楽の陶器市だから、信楽焼だけでは?と思いがちですが、一般的な信楽焼だけでなく、作家により器の個性は本当にバラバラです。さまざまな器があるので、自分好みの器に逢える確率も高いはず。
また、作家さん自身が販売されているのも魅力のひとつ。
作り手の顔が見えることで、買う方も安心できますよね。作家さんからおすすめの使い方や、作り手としての思いなどを直接聞けるので、より器への愛着が深まりそう。もし作家さんが忙しそうでなければ、ぜひ話しかけてみてくださいね。
今年は、ワークショップストリートというプロの技術を体感できるイベントも開催されるそうです。ぜひチェックしてみてください。
「信楽作家市」はいつ開催されるの?
毎年5月2日〜5日まで4日間の開催となる「信楽作家市」。今年は10連休とあってお出かけにもぴったりです。ただし連休中は道路がとても混むので、時間には余裕を持ってお出かけするのがオススメですよ。
食事するところは?
「信楽作家市」では、陶芸の森美術館の館内と、屋外の屋台でお食事することができます。信楽ならではの屋台などは、毎年大人気!混み合いますのでこちらも余裕を持ってお買い求めください。
天候について
信楽は高原ですので、天候の変化が激しく、朝晩の寒暖差がとても大きいです。昼間は半袖でも十分なのに、夕方になるとグンと冷え込むので、ウインドブレーカーなど羽織るものがあると安心です。
また、開催期間中は雨が降ることも多いので、雨具の用意をしてくださいね。
当日は晴れていても前日に雨が降った場合は、地面が水浸しになり、足元がとても悪くなります。(粘土質なので、水はけが悪いです!)
ハイヒールや革靴などではなく、スニーカーなどでお出かけください。まさに雨が降っているときは長靴がおすすめですよ。
信楽作家市インフォメーション
- 日時:2019年5/2(木・祝)~5(日)
- 場所:滋賀県立陶芸の森 太陽の広場
- 〒529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
- 主催:滋賀県立陶芸の森
- TEL:0748(83)0909
- 作家市HP
- 作家市ブログ
- 信楽作家市公式インスタグラム
@shigaraki_sakkaichi
私も最初の3日間は売り子で参加しますよ〜!
ぜひ薬膳や普段のお料理に映える器を探しに来てください!