こんにちは、キョウです。薬膳勉強を始めて丸5年がすぎました。今日は薬膳を学ぶ上でちょっと感じていることなどを少し書こうと思います。
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資格を取っても「身についていない?」というモヤモヤ
薬膳の勉強をしているみなさん、
薬膳の勉強っていつまでするの?って考えたことないですか?
「とりあえず⚪︎⚪︎の試験に受かるまで」
「とりあえず今通っている学校のカリキュラムが終わるまで」
そんな風に考えている人も多いと思います。
かくゆう私も、最初は「国際薬膳師の資格を取るまで」と考えていました。が、資格を取ったのはすでに3年前。今も本草薬膳学院で月に一度の授業を取っています。毎年薬膳の講義を申し込みしながらふと「薬膳の勉強って、いつまでするんだろうな〜」と考えることがあります。
薬膳勉強の期間、例えば。
- ✔︎薬膳の通信資格をクリアするまで(1〜3ヶ月)
- ✔︎学校や講座のカリキュラムが終わるまで(数ヶ月〜1年)
- ✔︎国際薬膳師など、国際〜とつく資格がとれるまで(1,2年)
- ✔︎期限を決めず自由に(無期限・気分による)
こんな感じでしょうか。
多くの場合、勉強期間のひとつの目安としては
「目指している資格を取るまで」というのがあると思います。
でもね。実際に資格を取った後も、「取ったけど…身についてない感じがする」と思うことって、あるあるなんですよね。(←私)
そもそもこれがなぜかと言うと
- ✔︎数ヶ月〜1,2年の勉強で身に付く薬膳は基礎の基礎だから
- ✔︎習ったことと実践が結びついていないから
この2つが大きな原因だと思うのです。
実際に私が驚いたのは
国際薬膳師の試験に終わって合格した後に、先生に言われた「中医学が本当に面白くなるのはここからですよ」という言葉。
2年も勉強して、もしやここからがスタート?今までは準備だった!?
資格の勉強で2年は長いと思っていたけれど…
中医学は本当に広い広い海で、人が一生かかって勉強してもそこからすくえるのはコップ1杯分の知識
といわれるように、資格を取るための勉強は中医学という広い海を渡っていくための準備だったのかも?と今はなんとなく感じています。
でもこの準備がないと、始まらない。
準備があるからこそ、広い海を泳いでいけるんですよね。
まずは中医学の基礎を知るための勉強
↓
資格試験(基礎の確認)
↓
身になっていく本当の実践勉強、そして上達へ
まずは基礎を身につけるための勉強や資格は必要。そしてその後にどんどん発展勉強や実践をして、薬膳の世界が広がっていく…そんなイメージを今は持っています。
薬膳は続けたモン勝ち
思うのですが、薬膳で活躍している人ほど、薬膳勉強をずっと続けているんですよね。
いろいろなワークショップに参加したり。
好きな先生の発信(インスタライブやスペースなど)を見たり、聞いたり。
薬膳教室を開催しているのに、他の先生の教室に通っていたり。
アウトプットする人ほど、インプットもしているといいますか、もはや薬膳を学ぶことが趣味というかライフワークや楽しみになっているような。
勉強というよりは、本当に薬膳が好きだから「もっと薬膳を知りたいし、関わっていたい」そんな感じがします。
「続けたもん勝ち」という言葉がありますが、まさに薬膳も「続けたもん勝ち」の人が上達していくのではないでしょうか。
もともと中医学薬膳って生活に根付いた学問です。基本的な知識を身につけたら、あとは経験を積み重ねて、時に勉強を振り返りながら、実体験と知識を紐づけていく。薬膳にはそんな面白さがあるなーと思うこの頃です。
- より中医学薬膳を身につけるためには
- ◎国際薬膳師(1〜2年ほど)などの資格で基礎力をつける
- ◎多くの経験や実践を重ねる
- ◎ライフワークとして続けていく
結局は
薬膳が好きという人が強い!
楽しみながら薬膳の学びを深めて、
ずっと続けた人が上達する!
「勉強」と考えず、薬膳の活動で面白そうだな!やってみたいな!と思うことがあれば、学びと好きを混ぜて、どんどん飛びつけばいい。そんな風に考えている今日この頃です。