こんにちは!中医学の勉強が4年目に突入したキョウです!
かなりゆるゆると中医学の勉強を続けていますが、勉強の様子について書いておきたいと思います。
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基本的にはZOOM授業
最近ではツイッター中医学界(?)で人気の先生で「本草薬膳学院で薬膳を勉強しているよ〜」という人が増えていて、「ぐふっ仲間ができて嬉しい♪」と密かに喜んでいる私です。
そんな私といえば、本草薬膳学院の「研究科コース」で勉強しています。この研究科コース、以前なら通信コースを受けるか、東京校まで行くかの2択だったのですが、最近では自宅でZOOM授業が受けられるようになりましたーー!!パチパチ。
コロナで生活がすっかり変わってしまったけれど、ZOOMの普及は良い変化のひとつ。全国どこにいても対面授業と同じ内容が受けられるなんてうれしいですよね♪
ちなみに、私が受けているのはこちら。
- ●方剤研究科
- ●臨床(婦人・小児・外科)研究科
- ●薬膳処方作成(初級)研究科
どうですか!名前だけでも難しそうでしょう?はい、難しいんです…。
薬膳なのにZOOM?と思われるかもしれませんが、研究科になると調理実習はありません。料理の腕よりも「中医学の理論と中薬の知識を身につけていることが大切」なので、基本は中医学理論の勉強になります。そして、全体的に覚えることも方剤(漢方薬)が多くなってきます。漢方薬ってどうしてもなじみがないので、ちょっと難しく感じてしまうのがつらい…。
対面授業だとちょっとした質問や休憩時間にいろいろと先生とお話しできる点が魅力ですが、ZOOMではできません。そこをのぞけば、ZOOM授業はほとんど問題ないかな〜と感じています。質問はZOOM内でできる場合もあったり、メールで質問することもできます。
全国どこにいても受講できる点、通学の時間・費用がいらない点はすばらしいですね♪
中医師の先生の話がすごい
昨年の対面授業の渡辺先生は日本の方でしたが、研究科になると中国出身の中医師の先生が担当になります。(授業は日本語です)その先生たちの話が深すぎてびっくり…!
例えば婦人科の授業。
天と地の間に、物(動物、植物、鉱物)がある。
人は男(天・陽)、女(地・陰)に分けられる。
女は構造上、受け入れる「土や地」であり、包容や沈静、再生、生殖を司る。
こんな話から始まるのです。男が天で女が地…?
うーん、すごい。深い。壮大!
これを面白いと思うかどうかは受ける人次第ですが、私的には本場の先生の深い話が聞けるのはとっても面白いな〜と感じています。ただ先生の話が難しくて、理解がついていかない時がある!(いや勉強しよ?)
薬膳は思った以上に中医学だった
薬膳処方作成(初級)研究科は、先輩から「とてもいい授業だよ」と聞き、受けることにした授業です。
国際薬膳師までに勉強した内容を、より深く勉強する感じでしょうか。薬膳の組み立て方にはいろいろ基本がありますが、今受けている授業では「方剤(漢方薬)の組成をもとに、食材にどう置き換えるか」といった内容を勉強します。
漢方薬と薬膳って兄弟のような関係。元になる理論は一緒なんですよね。薬膳を始める前は、そんなことを一ミリも考えたことがありませんでした。薬膳って「料理」っていうイメージがありますが、勉強してみたら「思った以上に薬膳って医学」と感じたのですが、みなさんはいかがでしょうか!?
研究科と国際中医師
研究科=国際中医師というわけではありませんが、研究科に進む人はやはり国際中医師試験を目指す人が多いです。私も国際中医師資格を考えてはいるのですが、まだまだ勉強できていないのが現状。まずは勉強時間をもっと確保して、しっかり知識を身に付けたいと思います!
中国政府の認定団体である「世界中医薬学会連合会」が認定する国際資格。
国際薬膳師とは認定団体が異なります。
国際中医師の資格は本草薬膳学院生以外でも取得することができます。
薬膳の勉強はどこまで続ける?
中医学の知識は、ものすご〜く広いです。頑張って勉強しても、中医学を海に例えると、人が一生のうちで得られる中医学知識はコップ一杯ほどだそうです。自分の薬膳のゴールはどこにあるのか?得た知識で何をするのか?を決めておくことって大切ですよね。それによっと「どこまで勉強を続けるのか」も変わってくるのかなと感じています。
勉強時間が減っているので反省です 汗