中医薬膳師めざして勉強中のKYOです。
台風一過で今日は快晴!
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前回の桂花茶に反省
前回、キンモクセイの花だけでお茶を作ってみたのですが、どことなく、失敗感…。(いや完全に失敗!?以下参照)
https://www.natugoyomi.com/post-1019/
失敗の原因としては、完全なるオリジナルレシピ(思い込み)になってしまったこと…。一応調べたつもりだったんですが。勢いで突っ走るタイプなので、よくこういうことがあります。
今度こそ薬膳の本を参考にしました
今日はしっかりリベンジを…と思い、薬膳の本を参考に桂花紅茶を作ってみることにしました。…といっても、作り方はごく簡単。紅茶の茶葉に、フレッシュな桂花を混ぜてふつうに淹れるだけです。
それにしても毎日のように庭のキンモクセイの枝を切ったり、ベランダで写真を撮ったりしているので、近所の人に「あの人は一体…」と不思議がられているかも?
前回の失敗を生かして成功
まずは前回と同じく、枝から花を摘み取ります。台風で花が散ることもなく、むしろ花が満開になっていました。
調べてみると、キンモクセイは大気汚染などの環境の悪化に敏感な木だとか。空気が悪い場所だと葉の表面が汚れ、花の付きや香りに影響が出るんだそうです。
台風一過で一気に満開になったのは、もしかしたら、台風の雨で葉の表面がきれいに洗い流されたせいかも?
そんなわけで、せっせと集めた花は洗わずに使います。
摘んだ花を、紅茶1回分とブレンドします。その前に、カップに浮かべる飾り用に生花を少し取り分けておくのを忘れずに。
前回は花を浮かべすぎて飲みにくくなってしまったので、今回はごく少量だけ浮かべることにしました。紅茶は、桂花の香りを邪魔しないように…と、フレーバーが少なめのものをチョイス。
この状態でフタをして、しばらくおきます。私は5時間ぐらいおいて香りをなじませようと思ったのですが、あまりなじませ効果を感じられず。すぐにお湯を注いでもよかったかもしれません。
桂花入りの紅茶をポットに入れて、熱湯を注ぎます。
カップに注いで、花を少し浮かべます。
今回は、いい感じに出来上がりました!
ふわ〜っと、紅茶からとキンモクセイのほんのりした香りが立ち上って、とても幸せな気分に。カップに浮かべた花の量は少なめですが、少量だとしっかり味わう余裕があり、ほどよい苦みが楽しめました。それがちょうどいいアクセントになっています。何より見た目が可憐!
桂花茶は中国では一般的
薬膳ではお茶をベースにさまざまな生薬をブレンドし、薬膳茶として飲むというのを改めて知りました。確かに、薬膳といえば生薬入りのお茶のイメージがあります。
そのひとつの「桂花茶」は、緑茶や紅茶、ウーロン茶に桂花を混ぜ込んだもの。元祖中国のみならず、近ごろは日本や東南アジアでも人気なのだとか。
フレッシュな花を使ったものは、花が咲くこの時期だけの特権ですね。
紅茶は体をあたためる
私は最近、紅茶をもっと飲もうかな?と思っています。というのも、中医学で紅茶は、温性の性質を持ちます。桂花も温性。そして紅茶にも桂花にもリラックス効果があります。
桂花紅茶は香りで気持ちをほぐして心を温めてくれる一杯。 寒さが気になる女性にぴったりですね。
食材メモ
- 【紅茶】
- 五性 温
- 五味 甘、苦
- 帰経 心、肝
- 働き 温める、リラックス
フレッシュな桂花が手に入らない時は?
桂花茶は冬の寒い時期にもぴったりですが、桂花が咲く時期は限られています。また庭木にキンモクセイがなく、フレッシュな桂花が手に入らない…という方もいらっしゃると思います。その場合は、乾燥の桂花が楽天などで購入できます。
桂花茶なら、さらにたくさんの種類が購入できますので、参考にしてくださいね。
桂花を使ってみたい!
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