なんだかいつもと違う感じのタイトルで始まってしまいました、こんにちは、キョウです。今日はかなり趣向を変えて「私の推しと薬膳」というテーマでお送りするので、ゆる〜く読んでいただけたらと思います。(笑)
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推しと薬膳の関係
最近ちょっとばかり悩み事があって、知り合いの方に四柱推命で運勢を見てもらったんですけど「あんたは好きなことしかできひん!」と言われて爆笑。いやホンマその通り!と納得。まあでも、誰でも好きなことなら頑張れるものですよね。
で、私が最近好きなものといえば、とあるK-popグループ。うちの中学生の娘ちゃんがK-popファンで、すっかり影響を受けてしまいました。
ある日すすめられて一緒に見ることになったのが、沼の入り口でした。
「I-land(アイランド)」は、韓国のアイドルオーディション番組。ライバルと助け合いながらもデビューを賭けて戦うというリアルサバイバルなのですが、この番組を勝ち抜いたメンバーで構成されているのが、いまハマっている「ENHYPEN(エンハイプン/エナイプン)」という男子グループなんでございますよ。
ダンスも歌も上手くてビジュアルもカッコいいエナイプン(平均17〜18歳ぐらいで若い!)は、BTSの弟分と言われています。
ちなみにアイランドはAbemaTVで見られますので、興味のある方はどうぞ~。2週間無料で見られるはずですので!
↓アイランド公式のインスタ
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↓Abema tvはこちら。
実は私、アイドルに興味を持ったのが初めて。バンドやロックがずっと好きで、BTSでさえ名前ぐらいしか知らなかったのですが、アイドルというよりアーティストという呼び方がぴったりハマる彼らの素晴らしさにすっかりハマってしまいました。
ある日、エナイプンのメンバーがおしゃべりしている動画(K-popにあるあるのバラエティ)を見ていたら、薬膳的な食べ物とか漢方的なものがとってもよく出てくるのに気がつきました。
- 「この前のジュース、何飲みましたか~?」
- 「ああー、オミジャとスイカが入ってて~」
- 「いいな~!おいしそう」
…と、こんな感じ。オミジャというのは五味子(ごみし)のことで、「酸・苦・甘・辛・鹹」の5つの味を持っていることから五臓の調和を取ると言われている果実です。韓国ではとても身近な食べ物のようで、ジュースなどにも入っているんですね~。
この五味子、日本では医薬品に分類されるのでほとんど見かけることはありません。薬機法の関係上、本来は食品として販売することもできません。でもたまに売っていることがあり、私も買ったりしています。(薬務課に問い合わせたところ、買う方は自己責任でOKだそうです)韓国ではふつうにジュースや健康茶に使われたりしているのに、日本では薬扱いという…不思議ですね。
そしてまた別の日のエナイプンの動画。「メンバーのカバンの中身チェック」という動画で、あるメンバーのカバンの中から出てきたのが、生薬「鹿茸(ロクジョウ)」の健康食品!
アイドルですからね~。男子といえど美容や健康に気を使っているのね。でも鹿茸か!と思わず画面にツッコミ。というのも、鹿茸といえば、鹿のツノのことで、体をあたためる作用があり、いわゆる強精剤としても使われることで知られています。
「10代のアイドルのカバンの中から鹿茸か~」とか「韓国って若い子にも漢方(韓方)が根付いてるの?芸能人だから?」とか「えっでも10代で鹿茸?もともと若いから陽気が強いのに、逆にしんどくならんか!?」とか頭の中でぐるぐる考えてしまったのでした。笑
そんなツイートをしたら、韓国に住んでいた方が「韓国では韓方が根付いていて、生活にとても身近です」と教えてくださいました。
なるほど~。だから若者でも健康的なものを取り入れたりしているんですね。納得。ちなみに、エナイプンのバラエティの罰ゲームは苦い漢方茶を飲むというのがよく出てきます。笑 (BTSとかもそうなのかな?)
韓国医学は韓方
私も韓国には旅行で5回ほど行ったことがあります。お肉も食べるけど野菜を食べる量も半端ないですよね。サムゲタンなどは朝鮮人参やなつめなどが入って、薬膳そのもの!きれいな人が多いのもそんな背景があるからかもしれませんね。
こちらは、知り合いの韓国ルーツの方にごちそうになった薬膳料理。
鶏を4時間煮込んだタッカンマリです。本当は桂皮や人参を入れるそうですが、その時は輸入規制で難しいとおっしゃってました。でも鶏の旨みとなつめの甘さでとってもおいしかった!こんな料理がふだんからいただけるなんて、なんて幸せ…♪
ちなみに、中医学が日本に伝わり独自に発展を遂げたものを「漢方」と言いますが、韓国でも同じように独自の発展を遂げた韓国医学を「韓方(ハンバン)」と呼びます。
韓方は歴史が古く、韓医師はれっきとした国家資格。日本の漢方と比べて、もっともっと韓方は生活に根付いているのだそうです。
ちなみに中医学ほどまだメジャーではありませんが、韓方を勉強できる学校もあります。
東医宝鑑アカデミー日本校
オンライン講座なども開催されていて、私も少し興味アリ!
でもまずは中医学をもっと勉強しなければ…(K-popばかり見てないで!)
↓韓国の昔ながらの食事や薬膳に興味のある方におすすめの本がこちら。
昔から平松洋子さんの匂いまで感じられるような文章が大好きなのですが、この本は平松さんが韓国で出会った味をつづった本。中でも、京畿道・利川の薬膳スープ「漆鶏(オッタク)」は漆の薪と地鶏を丸ごと煮込む、体温を上げる黄金色の漆スープのお話。読むだけで韓国に行きたくなること間違いなしです。
推し活は最高のアンチエイジング
いや~それにしても推し活。楽しいです。
中医学ではすべての病気は六淫(病気)・七情(感情)・飲食・老逸(老化)が原因だとされていて、ストレス解消や笑うことは健康や美容にとっても重要です。
- 推しがいれば、オンとオフの切り替えができる!
- 推しの動画を見て、にっこり&大声で笑ってスッキリ!
- 時には推しが頑張る姿にうるうる…心の洗濯!
もう推し活って最高のアンチエイジングじゃないですか?
推しは疑似恋愛だから美肌効果もあるそうですよ♪確かに、沼にハマってる私の友達はみんな若い!心身の若さに推しと沼をひとつ…いかがですか?
これも薬膳情報のひとつと
おおらかに受け止めてもらえたらうれしいです♪